食物アレルギーについて
採血だけでは除去していたものをたべてよい判断はできないので、結果を踏まえて負荷試験をしていくか相談することになります。数値だけで以前に食べていても完全に除去してしまっていた場合は、より過敏になっていることもあります。
食べていても除去してしまうと再開するときは注意がいることになってしまうからです。
またすこしたべただけでも症状がでてしまう、過去にアナフィラキシー(重い症状がでた)場合は病院での日帰り入院負荷試験の対象です。指示しているようにすすめていくことが、こわくてできない場合も自宅での摂取が進まないため負荷試験の対象です。紹介先に受診された2から3ヶ月後になることが多い状況です。少量の負荷試験は要相談です。
冬休み春休みなどは すでに埋まっているところもあります。夏休みの負荷試験は予約開始の解禁日など病院により異なっておりますのでご相談ください。(すぐにうまる傾向です)
ただし病院により比較的早めに予約がとれるところもあり1ヶ月以内で可のところもまだあります。紹介状だけでは受診できない病院がほとんどです。病院間でやりとりをする場 合はお時間がかかります。
土曜日の来院では総合病院の予約ができないところがほとんどです。平日なるべく早めの受診をお願いします。
負荷試験は病院により特徴があります。ニーズにあったところをご案内します。
☆早く予約がとれる病院
☆当院からの予約で検査当日まで受診せずとも予約とれる病院もあります。
ただし手続きはいるので当院のアレルギー外来で指定の時間に来院が必要
☆細かく増量していく病院などなど
どこの病院もそれぞれできる範囲で工夫して検査をしています。
何カ所かの病院はまず一般外来にかかりそこからアレルギー外来の予約をとるというところがあり、かかることでさえ1ヶ月先になるのでさらに負荷試験は半年後のところもあります。負荷試験は通過地点であり、検査がゴールではないことを理解して受けてくださいね。
早めにある程度可能とわかることがメリットがあるため場合によっては市外にお住まいでも名古屋市内の病院をおすすめすることがあります。